「五十の手習い」ならぬ「七十の手習い」で貴院の講座を受講させて頂くようになって早くも一年が経過しようとしています。
受講の動機といえば、四十年ばかり連れ添った妻を病気で亡くしたことであり、また子供に恵まれなかったため独居生活を余儀なくされたことでありました。
そのため、遠方で暮らす唯一人の弟から、孤独でいることに起因する認知症の予防と毎日の健康確認のため、せめて「メール」位は出来ないと駄目だということで「パソコンを習っては?」という提案があり始めた次第です。
アナログ人間の見本のような私にとって、なかなかスムーズとは行きませんでしたが、貴院の優れたインストラクターのおかげをもって、だんだんと興味が湧き出して、今では受講を心待ちにするまでになりました。本当に感謝感激です。
次に施設や教室について書かせていただきます。如何に新型コロナのご時世といえども教室はもとより下足入れ、トイレに至るまで、一年に渡り、ごみ一つ落ちていたことなく清潔この上ない環境を整えており、スタッフの方々の日頃のご苦労が目に見えるようで頭の下がる思いです。
一つ希望を言わせていただくと、玄関の教室入り口上部の庇がもう少し大きいか、大きめのテントが欲しいと思っています。なぜなら雨や雪の日に傘を畳む時に玄関の構造上、どうしても濡れてしまうからです。
入り口上部に広めのテントでもあれば生徒も濡れることなく、「傘立て」も外に置けるのでは?と思っています。老人には「春雨じゃ濡れていこう」などとシャレたことをいう余裕などなく、濡れると辛いのです。
続いて、インストラクターについてですが、コンピューターのプロであれば当然の事でしょうが、私たち素人にとっては雲の上の人のような存在であります。
どんな間違った操作をしたのか、どこが間違っているのか、その指摘は的確であり、一声かけて頂けるそのタイミングも適時であり素晴らしいと思っています。
因みに今、この文を記しているのは2021年8月26日で私の74回目の誕生日です。所謂(いわゆる)、後期高齢者と言われるようになるまでに後丁度一年。
それまでに「エクセル」を何とか使いこなせるようになったり「メール」の送受信を唯の文章だけでなく写真や添付の書類を付けたり出来るようになりたいと思っているので何卒宜しくご指導ください。
当学院の益々の弥栄をお祈りいたします。